制作動機
制作動機
以下は私ナトリウムの自分語りですので、読まなくて構いません。 →トップに戻る
私は以前、バーチャルYouTuberの名取さなの楽曲「モンダイナイトリッパー!」のMVについての感想記事を書いたことがあります。要約すると、インターネットは“動的な窓”であり、私たちはその“窓”を通じて、外出できなくても様々な場所の風景を見たり色々な見聞を得たりといった疑似的な「旅」をすることができる、というものでした。
私自身は、比較的安定した生活、休暇を取りやすい職場、移動に支障のない健康状態、家族の理解など、恵まれた環境下において趣味である旅行に頻繁に行っています。しかし、世の中にはそうではない人が多くいることも理解しています。
可処分所得を他のことに使う必要があるという状況も多いでしょうし、農家や自営業などの方は長い休暇を何度も取ることは難しいと思います。また、自身や家族の様々な事情によって、長く外出できないという方もいるでしょう。宿泊を伴う「旅行」は人生で一回か、ともすれば修学旅行しか行ったことがないという方もいるのではないでしょうか。
冒頭の話に戻りますが、そう考えていくと、インターネットの“窓”機能はことさら人々にとって大きな意義があると感じています。そして、旅行に行くことのできる私の記録や経験は、その“窓”の“外側”になることができると考えています。普段旅行の際にTwitterに実況や旅行記を投稿しているのもそうした意識があってのことだったりもするのですが、今回この「にっぽん旅の窓」というページを制作することで、インターネットの“窓”の“外側”に少しでも多くの景色を映すことができればと思っています。