言葉で言い表せない絶景――。
言葉で言い表せない絶景――。
遥か彼方、水平線まで海面全てを覆いつくす流氷に息を呑む。
遥か彼方、水平線まで海面全てを覆いつくす流氷に息を呑む。
訪問日:2024/2
北海道の北東に広がるオホーツク海。冬、最高気温すら氷点下が続く極寒のこの地には、毎年2月ごろになると北から流氷が押し寄せます。
流氷というと氷の塊が海面にいくつも浮かんでいるイメージがありましたが、ピーク期の本物の流氷はそんなものではありませんでした。見渡す限りの海面全てが凍り付き、白い幻の大地が眼前に広がります。
上記の流氷は網走のもの。流氷観光船は網走と紋別の2ヶ所があります。網走の場合は、市街地近くに乗り場があり、シーズンには女満別空港~網走市内のバスが観光船乗り場まで延長運行してくれていてアクセスは良かったです。流氷の状況は海上保安庁のサイトで確認できますが、当日どのくらい見られるかは運です。流氷が来すぎると逆に出航できないこともあるとか。
最後の2枚は網走海岸に漂着した流氷です。波打ち際がシャーベット状になっている非現実的(?)な様子や、流氷同士が擦れるときに発する「流氷の鳴き声」を間近に体験できます。