旧国立公衆衛生院(現ゆかしの杜・港区立郷土歴史館)
旧国立公衆衛生院(現ゆかしの杜・港区立郷土歴史館)
完成:1938年
設計:内田祥三
場所:東京都港区
公衆衛生に関する教育研究機関として、米国ロックフェラー財団の支援により設置された国立公衆衛生院。機能移転後、旧建物は港区の公共施設として保存されながら活用されています。
この建築の最大の魅力は何といっても大きさ。中央部は7階建てというこれだけの大きさの戦前建築がそっくりそのまま保存されているのは貴重と言えます。
設計者の内田祥三は東大安田講堂などを手掛けたことで知られ、ゴシック様式で高さの際立つ風貌は通じるものがあります。
エントランスホールは吹き抜けになっています。戦前と言っても1930年代の本建築はRC造で、全体的に広さのある内部構造を実現しています。
階段状の大講堂がそのまま残されています。ハリーポッターにでも出て来そうなクラシカルな雰囲気です。