聖ザビエル天主堂
聖ザビエル天主堂
完成:1890年
設計:パピノ神父
場所:愛知県犬山市(明治村移築)
様式建築で忘れてはならないのが教会建築です。キリスト教の信仰の場である教会は、神聖さ、荘厳さ、また場合によっては教会の権威性を示すべく、装飾主義の様式建築の対象となりました。ここではその一例として、明治村に移築保存されている聖ザビエル天主堂を紹介します。
外壁は白く装飾は控えめ。外壁は元々レンガ造だったのを後年RC造に更新したとのことです。屋根は瓦葺きで、施工を在来の棟梁が務めたという点は擬洋風建築の向きもありますが、意匠においては宗教家である神父の設計によりゴシック様式の特徴である先のとがったアーチが多用され、本式の荘厳な雰囲気です。
最大の特徴として、全ての窓がステンドグラスになっています。差し込んだ陽光が色付いて内部を彩っている様は、神聖な美しさを醸し出しています。