梅田スカイビル
梅田スカイビル
完成:1993年
設計:原広司
場所:大阪府大阪市
イギリスのTIMES紙で、パルテノン神殿やコロッセオ、サグラダファミリアなどとともに世界トップ20の建築物に選出されたことのある建物が大阪にあります。ポストモダンの名手・原広司の手掛けた梅田スカイビルは、世界的に評価されている高層建築物です。
この建築物の最大の特徴は空中庭園。ツインタワーの最上部に渡された空中地盤にはクレーターのような円形の穴が開いており、そこを通るエスカレーターでアプローチするというまさに「空中」を実現しています。
見方を変えれば2面が無い吹き抜けみたいなものでもあり、ここに一切のフロアもとい床面積を設けていないということは、この建築物の壮大なゆとりを表してもいます。
ビルの一室からチューブ状のエスカレーターで空中を進むと、大阪を一望できる開放的な円形展望台に達します。この一連の動線の演出が感動的なまでに優れていたのが印象的です(エスカレーターの前では敢えて外を見せないよう窓がスモークになっていたなど)。「作品」としての完成度が非常に高い建築と言えます。
梅田スカイビルを手掛けた原広司は関西でもう一つ、京都駅ビルという代表作も残しています。こちらもおすすめです。